ベネチアのゴンドラ豆知識

船体にもご注目

ベネチアの運河を行き交うゴンドラは、昔からその船体の全てがオーダーメイドでつくられています。基本的な形はもちろんありますが、装飾などにそれぞれ工夫が凝らされ、ひとつとして同じものはないことがわかります。また、ゴンドリエーレ(漕ぎ手)の身長や体重にも合わせて作られているのです。

ゴンドラの全長は11mと定められており、縦方向から船体を見ると、実は左右非対称であることが判ります。ゴンドリエーレが立ち乗りし、重心を調整してバランスをとりながら船を漕ぐという、ベネチアならではの漕ぎ方に沿った船体となっています。ゴンドラは、ベネチアという土地、歴史、文化に深く根付いた水の都のシンボル。粋なゴンドリエーレたちの魂とも言える存在です。

ゴンドラで歌ってもらえるカンツォーネとは?

美しい小運河を渡りながらゴンドリエーレの唄を楽しみます。カンツォーネとはイタリア語では単に歌を指す単語。実は、どのゴンドラでもゴンドリエーレのカンツォーネが聴ける、というわけではありません。乗り合いのバスのようなゴンドラやモーター付きのゴンドラなど観光目的ではなく、街の市民の代表的な生活する為の移動手段として利用されています。

そのため、カンツォーネを聴けるのは観光客向けのゴンドラセレナーデに限られます。ゴンドラセレナーデではアコーデオンなどの生演奏付きで歌ってもらえることが多く、イタリアの情熱的なカンツォーネを、ロマンチックな水上で楽しむことが出来ます。

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